当院の「オーダーメイドインソール」をご紹介！～最終～

2025年2月24日2025年2月25日

オーダーメイドインソールの最終調整：理想の歩きを実現

こんにちは！福岡県八女市の整体ゆららです🤗

今回は、オーダーメイドインソールの作製工程の中でも最終的な仕上げとなる「インソールの調整」について詳しくお話しします。

前回ご紹介した「アーチパッドの削り」が終わったら、次は別に作った中敷きにアーチパッドを貼り付けたインソールを靴にセットし、「歩き方と足と靴」が完全にマッチするように調整していきます。この調整こそが、オーダーメイドでなければならない最大の理由。ここを最適化することで、症状の軽減や理想の歩行へと導くことが可能になります。

当WEBサイトにも説明がありますのでそちらもご参照ください♪＞＞オーダーメイドインソール作製

1. 入谷式足底板の作製の流れ

問診と状態確認
　気になるや足の関節・筋肉の状態をチェックします。
テープを使った歩行チェック＞＞こちらでご説明
　テープを貼りながら歩行の変化を確認し、症状の軽減を実感していただけます。
インソールの削り作業＞＞こちらでご説明
　この間、お客様には休憩していただきます。職人技でインソール（アーチパッド）を仕上げさせていただきます。
靴に入れて微調整（👈今回はココ！）
　完成したインソール（アーチパッド+中敷き）を靴に合わせ、歩行やフィット感を確認しながら最終調整を行います。

2. インソールの調整

1. インソールを靴に合わせる調整

マーキングした中敷きとアーチパッドの位置を確認し、適切に貼り付けます。靴の内側アーチは湾曲しており、そのままインソールを入れると浮きが発生します。このため、内側の形状に合わせて削り、外側も同様に微調整を行い、靴とインソールが一体となるように仕上げます。

さらにインソールを靴にセットした後、靴の中に手を入れて指で触れて細かく確認します。足裏のどの部分に圧がかかるか、不要な凹凸がないかをチェックし、さらに最適な形状に仕上げます。

ここでの工程は極めて重要で、どんなに正確なアーチパッドを作っても靴の中の形状にきちんと合わせられなければ歩きや姿勢、症状の変化は望めません！ここも他のインソールとは非常に大きく異なるところです。

2. 靴を履いて歩行チェック

実際に靴を履いて姿勢や歩き方、症状などのチェックを行います。見るポイントはいろいろとありまが、最初の「テープを貼った歩行の評価」の歩き方になるように、0.2mm単位でテープやパッドを貼り付けて調整を加えていきます。さらに痛みや違和感が軽減するように、また走ったりジャンプ動作などスポーツに必要な動作を行ってもらい細かな調整をすることで完成へと近づけていきます。

【調整の一例】
①歩く時に足の長さの左右差を感じる
例えば、手術などで足の長さの左右差が出てしまうことがあります。脚長差が大き過ぎないケースでは、テープやパッドをかかと部分に貼り付けて、歩き方のぎこちなさや歩く時の自覚する左右差を解消します。脚長差が大きい場合は異なる方法によって調整します。

②胸椎部分の捻じれる動きを引き出す
例えば、胸椎部分の捻じれる動きをもっと出したい場合は、親指の付け根当たりの厚さを調整します。この時は身体を実際に捻じって確認します。もちろん、歩き方に影響が出ない程度に細かく調整します。

③指先にしっかりと体重が乗るように
歩きはもちろん、走ったりジャンプ動作でもっとしっかりと足の指先を使えるようにしたい、その際どの指が効くようにした方が良いか、歩きなども見ながら足の指を１本１本確認します。そして第2～4中足骨の根本部分にテープやパッドを貼り付けます。